インドの宗教と食文化 
ちょっと大げさなタイトルになってしまいましたが、そんなに大袈裟なものじゃないんですよ。私も堅苦しい話は苦手ですし。
気楽に、「インドってそういうこともあるのか」といった感じで読んでいただければうれしいです。
皆さんもご存知の通り、インドは大変広い国です。面積はおよそ328万7600Km2、日本の8,7倍もあります。これだけ広い国ですから、生活習慣も話す言葉も地域によって様々です。
特に言葉は、公用語だけで16種類もあるんですよ。
インドのお札には、それぞれの文字で金額が記されているんです。面白いでしょう?
地形も変化に富んでいます。北はヒマラヤ山脈がありますから冬は大変寒く、日本の東北地方と似たような気候です。南には高い山はなく、赤道からほど近いので常夏です。
それだけ地域色が豊かなんですから、食事に関しても地域ごとの特色があります。そして何より、インドでは食と宗教が強く結びついています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、インドはヒンドゥー教が主な宗教です。しかし、他にもイスラム教、シィク教、ジャイナ教、仏教など、いろんな宗教があるのです。そしてこれらの宗教それぞれに食事に対する戒律があって、インドの人達はみんなそれを守っているわけです。
例えば、ヒンドゥー教徒は牛を食べてはいけませんし(神様ですからね)、イスラム教徒は豚を食べてはいけません(豚は不浄なものとされているんです)。ジャイナ教徒は菜食主義ですし、ヒンドゥー教徒でも菜食主義者はたくさんいます。
そのような理由から、インドにはベジタリアン(菜食主義)レストランがたくさんあります。ここでは本当に野菜や豆の料理ばかりです。卵を使ったものすら置いていません。
ノンベジタリアンレストランでも、大抵の店は牛肉と豚肉は出しません。鶏肉・マトン・魚介類だけです。
これらは全て宗教の教えにもとづくもので、日本ではちょっと考えられないですね。
私の出身はインドの首都・デリーです。ガネーシュでお出ししている料理も、デリーを中心とした北インドの料理です。ですから、私が話ししていく食材やスパイスも、主に北インドで使われているものについてです。
でも、先程もお話したように、インドはとても広くて地域性に富んでいます。そういったことも今後このページでお話できればな、と思っていますので、時々このHPを覗いてみてくださいね。
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